Plunderer
うらぶれた部屋で括る 白濁の糸
苦しみが届くことは決してない
両手で散らす花びらの行き先は夜の淵
泣き喚く人形(ヒトガタ)に苛立ち 指を刺す
堪え切れない痛みが映す この生の音
壊し尽くされた電子器がまた響く
波色に目を閉じて遥か彼方に背を向ける
睨まれた意識はまだ無言 息を吐く
もし一度生まれ変われたなら幸せになれますか?
鎖を纏う両足が拭えない
走り続ける事さえも重すぎる道の中
忘却を許さない影が足跡辿り
手に入れようとした輝石は…今はもう…
無邪気に微笑む君と言う、幻が奪い取って
Why cannot we find happiness?
またいつか生まれ変わるなら幸せになれますか?
神は業(カルマ)を永遠に負わせる
走り続ける事さえも重すぎる道の中
忘却を許さない影が足跡辿り
手に入れようとした輝石は…今はもう…
抱きしめたこの声も届かない高い空
夢見がちなままじゃ切り捨てられるだけで
幼い頃にはあった希望は…今はもう…
歓喜に高嗤う君と言う、敵に潰された
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はい、一日に何回投稿すんだよって感じですが(汗
久しぶりに詩を書いたんで載せてみました。
どんなに夢を見ても、纏わりつく悪夢がそれを許さない。
かつて望んだ未来は絶望に奪われてしまった。
もしも輪廻があるとするならば、次は幸せになれるだろうか?
それともまた同じ業を繰り返すだけなのだろうか。
涙を流すその隣には、『略奪者』が嗤っている。
まぁ解釈は皆々様のご自由です。
一応自分V系志願者なんで、それらしく書けてるといいんですがね;
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